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追突・交差点・駐車場…事故パターン別の過失割合を徹底比較!

2025.11.11 | Category: 交通事故,過失割合

前回の記事では、交通事故における過失割合の基本的な考え方や、保険会社・警察の関わり方などを詳しく解説しました。
「過失割合とは何か」「どのようにして決まるのか」を理解していただけたかと思います。

今回はその続編として、実際に那珂市・ひたちなか市・水戸市などでも多く見られる、
追突事故・交差点での衝突・駐車場での接触など、具体的な事故パターンごとの過失割合を分かりやすく比較していきます。

「同じような事故なのに、なぜ割合が違うの?」
「被害者なのに一部過失を問われた…」
そんな疑問をお持ちの方に、実際の判断基準を丁寧に解説していきます。

このようなことでお悩みではありませんか?

  • 追突されたのに、自分にも責任があると言われた
  • 信号のない交差点で出会い頭に衝突した
  • 駐車場での軽い接触でも過失割合がつくのか知りたい
  • 事故後に保険会社から説明された数字の根拠がわからない
  • 那珂市・ひたちなか市・水戸市周辺で、過失割合でもめている

上記のようなお悩みがある方は、交通事故施術に対応しているさとう接骨院までご相談ください。
経験豊富な国家資格者が、身体のケアとともに正しい知識をお伝えします。



事故パターン①:追突事故

最も多い事故が「追突」です。
基本的には、後ろの車が前の車に衝突した場合、追突した側が100%の過失を負うのが原則です。

ただし、以下のような例外もあります。

 ◆前の車が急ブレーキをかけた場合:追突側90%、前車10%

 ◆割り込み直後に急停止した場合:追突側80%、前車20%

つまり、前車にも注意義務違反がある場合は、過失割合が修正されることがあります。
とはいえ、追突事故の多くは「前方不注意」や「車間距離不足」が原因。
被害者側であっても、警察への届出と早期の受診が大切です。

事故パターン②:交差点での出会い頭事故

交差点は過失割合の判断が難しい代表的なケースです。
特に「信号のない交差点」では、どちらが優先かが大きなポイントになります。

 ◆優先道路を走っていた車 vs 側道から進入した車:側道70%、優先30%

 ◆同等の道路で一時停止標識なし:50:50

 ◆一時停止を無視して進入した場合:停止無視側80〜90%

また、信号機のある交差点では、右折・直進の関係で判断されます。

 ◆右折車 vs 直進車:右折70%、直進30%

 ◆直進側が赤信号で突入した場合:右折30%、直進70%

このように、進行方向や信号、標識の有無によって割合は大きく変わります。
那珂市やひたちなか市、水戸市のように交差点の多い地域では、こうしたケースが非常に多く見られます。

事故パターン③:駐車場での接触事故

スーパーや病院などの駐車場でも、過失割合が発生する交通事故が少なくありません。
私有地であっても、「安全運転義務違反」があれば事故と認定されます。

 ◆駐車スペースにバックで入る車と通路を直進中の車:バック側80%、通路側20%

 ◆双方がバックして接触:50:50

 ◆駐車中の車に接触:動いていた側100%

駐車場内では「徐行」が基本ルール。
事故が起きた場合は、現場の監視カメラ映像が決定的な証拠になることも多いです。
また、駐車場事故でも警察へ必ず連絡し、「物損」または「人身」として届け出を行いましょう。

事故パターン④:歩行者・自転車との事故

自転車や歩行者との事故は、車の側の過失が重くなりがちです。
弱者保護の観点から、ドライバー側には特に高い注意義務が求められます。

 ◆歩行者が青信号で横断中:車100%、歩行者0%

 ◆歩行者が赤信号を無視:車50〜70%、歩行者30〜50%

 ◆自転車が横断歩道を走行中:車90%、自転車10%

夜間や雨天など、視界が悪い状況ではドライバーの安全確認不足が重く見られる傾向にあります。

事故パターン⑤:バイク・電動キックボードとの事故

近年増えているのが、バイクや電動キックボードとの接触です。
これらは加速・減速が急であり、ドライバーの死角に入りやすい特徴があります。

 ◆右折車 vs 直進バイク:右折70%、バイク30%

 ◆交差点での巻き込み:車80%、バイク20%

 ◆電動キックボードが路面の段差で転倒(相手の車両が原因):相手70%、キックボード30%

バイクやキックボードは転倒によるケガが大きくなりやすく、むち打ち・骨盤のズレ・打撲・関節痛などが残るケースも多いです。

過失割合でもめないために大切なこと

過失割合の争いを避けるためには、事故直後の対応が最も重要です。

 ◆警察への通報:その場の話し合いで終わらせない

 ◆現場の写真・ドラレコ映像を確保

 ◆事故証明書の発行を必ず依頼

 ◆痛みがなくても医療機関・整骨院へ早期受診

特にむち打ちや腰痛は、翌日以降に痛みが出ることもあるため、すぐに受診して記録を残すことが大切です。
那珂市・ひたちなか市・水戸市の方で事故後の身体の不調を感じている場合は、早めにご相談ください。

さとう接骨院での交通事故対応

当院では、交通事故後のケガ・むち打ち症・腰痛・関節痛などに対して、症状に合わせたオーダーメイドの施術を行っています。

 ◆国家資格者による丁寧な問診と検査
 ◆手技療法・電気治療・運動指導を組み合わせた総合施術
 ◆保険会社への連絡・通院証明のサポート
 ◆再発を防ぐ姿勢・体の使い方のアドバイス

最後に:

交通事故の過失割合は、事故の種類によって大きく異なります。
追突・交差点・駐車場・歩行者・バイクなど、状況に応じて判断基準が細かく設定されているため、「自分のケースではどうなるのか?」を理解することが大切です。

那珂市・ひたちなか市・水戸市で交通事故に遭われた方は、身体の不調や保険の不安を一人で抱えず、交通事故施術の経験が豊富なさとう接骨院へぜひご相談ください。
早期施術と正しい知識で、回復と安心をサポートいたします。