追突・交差点・駐車場…事故パターン別の過失割合を徹底比較!
前回の記事では、交通事故における過失割合の基本的な考え方や、保険会社・警察の関わり方などを詳しく解説しました。
「過失割合とは何か」「どのようにして決まるのか」を理解していただけたかと思います。
今回はその続編として、実際に那珂市・ひたちなか市・水戸市などでも多く見られる、
追突事故・交差点での衝突・駐車場での接触など、具体的な事故パターンごとの過失割合を分かりやすく比較していきます。
「同じような事故なのに、なぜ割合が違うの?」
「被害者なのに一部過失を問われた…」
そんな疑問をお持ちの方に、実際の判断基準を丁寧に解説していきます。
このようなことでお悩みではありませんか?
- 追突されたのに、自分にも責任があると言われた
- 信号のない交差点で出会い頭に衝突した
- 駐車場での軽い接触でも過失割合がつくのか知りたい
- 事故後に保険会社から説明された数字の根拠がわからない
- 那珂市・ひたちなか市・水戸市周辺で、過失割合でもめている
上記のようなお悩みがある方は、交通事故施術に対応しているさとう接骨院までご相談ください。
経験豊富な国家資格者が、身体のケアとともに正しい知識をお伝えします。

事故パターン①:追突事故
最も多い事故が「追突」です。
基本的には、後ろの車が前の車に衝突した場合、追突した側が100%の過失を負うのが原則です。
ただし、以下のような例外もあります。
◆前の車が急ブレーキをかけた場合:追突側90%、前車10%
◆割り込み直後に急停止した場合:追突側80%、前車20%
つまり、前車にも注意義務違反がある場合は、過失割合が修正されることがあります。
とはいえ、追突事故の多くは「前方不注意」や「車間距離不足」が原因。
被害者側であっても、警察への届出と早期の受診が大切です。
事故パターン②:交差点での出会い頭事故
交差点は過失割合の判断が難しい代表的なケースです。
特に「信号のない交差点」では、どちらが優先かが大きなポイントになります。
◆優先道路を走っていた車 vs 側道から進入した車:側道70%、優先30%
◆同等の道路で一時停止標識なし:50:50
◆一時停止を無視して進入した場合:停止無視側80〜90%
また、信号機のある交差点では、右折・直進の関係で判断されます。
◆右折車 vs 直進車:右折70%、直進30%
◆直進側が赤信号で突入した場合:右折30%、直進70%
このように、進行方向や信号、標識の有無によって割合は大きく変わります。
那珂市やひたちなか市、水戸市のように交差点の多い地域では、こうしたケースが非常に多く見られます。
事故パターン③:駐車場での接触事故
スーパーや病院などの駐車場でも、過失割合が発生する交通事故が少なくありません。
私有地であっても、「安全運転義務違反」があれば事故と認定されます。
◆駐車スペースにバックで入る車と通路を直進中の車:バック側80%、通路側20%
◆双方がバックして接触:50:50
◆駐車中の車に接触:動いていた側100%
駐車場内では「徐行」が基本ルール。
事故が起きた場合は、現場の監視カメラ映像が決定的な証拠になることも多いです。
また、駐車場事故でも警察へ必ず連絡し、「物損」または「人身」として届け出を行いましょう。
事故パターン④:歩行者・自転車との事故
自転車や歩行者との事故は、車の側の過失が重くなりがちです。
弱者保護の観点から、ドライバー側には特に高い注意義務が求められます。
◆歩行者が青信号で横断中:車100%、歩行者0%
◆歩行者が赤信号を無視:車50〜70%、歩行者30〜50%
◆自転車が横断歩道を走行中:車90%、自転車10%
夜間や雨天など、視界が悪い状況ではドライバーの安全確認不足が重く見られる傾向にあります。
事故パターン⑤:バイク・電動キックボードとの事故
近年増えているのが、バイクや電動キックボードとの接触です。
これらは加速・減速が急であり、ドライバーの死角に入りやすい特徴があります。
◆右折車 vs 直進バイク:右折70%、バイク30%
◆交差点での巻き込み:車80%、バイク20%
◆電動キックボードが路面の段差で転倒(相手の車両が原因):相手70%、キックボード30%
バイクやキックボードは転倒によるケガが大きくなりやすく、むち打ち・骨盤のズレ・打撲・関節痛などが残るケースも多いです。
過失割合でもめないために大切なこと
過失割合の争いを避けるためには、事故直後の対応が最も重要です。
◆警察への通報:その場の話し合いで終わらせない
◆現場の写真・ドラレコ映像を確保
◆事故証明書の発行を必ず依頼
◆痛みがなくても医療機関・整骨院へ早期受診
特にむち打ちや腰痛は、翌日以降に痛みが出ることもあるため、すぐに受診して記録を残すことが大切です。
那珂市・ひたちなか市・水戸市の方で事故後の身体の不調を感じている場合は、早めにご相談ください。
さとう接骨院での交通事故対応
当院では、交通事故後のケガ・むち打ち症・腰痛・関節痛などに対して、症状に合わせたオーダーメイドの施術を行っています。
◆国家資格者による丁寧な問診と検査
◆手技療法・電気治療・運動指導を組み合わせた総合施術
◆保険会社への連絡・通院証明のサポート
◆再発を防ぐ姿勢・体の使い方のアドバイス
最後に:
交通事故の過失割合は、事故の種類によって大きく異なります。
追突・交差点・駐車場・歩行者・バイクなど、状況に応じて判断基準が細かく設定されているため、「自分のケースではどうなるのか?」を理解することが大切です。
那珂市・ひたちなか市・水戸市で交通事故に遭われた方は、身体の不調や保険の不安を一人で抱えず、交通事故施術の経験が豊富なさとう接骨院へぜひご相談ください。
早期施術と正しい知識で、回復と安心をサポートいたします。


